ベートーヴェン 巨匠への道 講談社学術文庫 2622
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ベートーヴェン 巨匠への道 講談社学術文庫 2622
講談社
門馬/直美∥〔著〕
1972年にウィーンの地に立ったひとりの青年音楽家は、その後いかなる道のりをたどって、「楽聖」となったのか。音楽のあり方を根本から変え、傑作を生み出し続けたその生涯に、音楽評論の名手が全角度から光を当てる、珠玉の20話。
一七九二年、ウィーンに立った一人の青年音楽家は、いかにして「楽聖」となったのか。師ハイドンや“好敵手”ウェーバーらとの出会い、『エロイカ』『第十交響曲』創作の謎、家族関係の苦悩と波乱の生活、奇妙な友人、そして恋人…。革命と動乱の時代にあって音楽のあり方を変革し、傑作を生み出し続けた生涯に全角度から光を当てる、珠玉の二十話。
プロローグ 波乱の生涯・スケッチ;ベートーヴェン以前のボン;ボンのひとびと;青春のボン;第十交響曲のゆくえ;『シンフォニア・エロイカ』の謎;「メルツェルさん、さようなら」―メトロノーム考;『ウェリントンの勝利』の〓末;イギリスへの夢―ニートとの交際をめぐって;あるパトロンの末路―ラズモフスキー伯爵の場合;オペラのライヴァル―同時代人ウェーバー;奇妙な交友関係―肥満チスト・シュパンツィヒ;“第三の故郷”ボヘミア;ヴァイオリン・コンプレックス;コントラバスとマンドリン;ダンス音楽への愛着;歓喜」の背景―日本人とベートーヴェン
門馬 直美(モンマ ナオミ)1924‐2001年。東京に生まれる。東京大学理学部卒業。放送局勤務ののち、常葉女子短期大学教授、洗足学園大学音楽学部教授、サントリー音楽財団顧問などを務める。音楽評論家として活動。洗足学園大学音楽学部名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Artikelnummer / ISBN: 9784065206638