人生なんてわからぬことだらけで死んでしまう、それでいい。 悩むが花 文春文庫 い26-24
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人生なんてわからぬことだらけで死んでしまう、それでいい。 悩むが花 文春文庫 い26-24
文藝春秋
伊集院/静∥著
『週刊文春』連載、「悩むが花」第2弾。読者からの名問・珍問にときに親身に、ときに厳しく答えた、魂から発せられる言葉の数々。膝を打ったり頭を垂れたりしながら読み進み、人生そんなに悪くないと思う1冊。
「週刊文春」好評連載、「悩むが花」第2弾。読者からの名問・珍問にときに親身に、ときに厳しく答える伊集院氏の魂から発せられる言葉の数々。「人が人を救うことはできない。しかし共に闘うことはできる」「すぐ役に立つものはすぐ役に立たなくなる」―膝を打ったり頭を垂れたりしながら読み進み、人生そんなに悪くないと思う一冊。
すぐ役に立つものは、すぐ役に立たなくなる(人が人を救うなんてことは私はできないと思っている;目に見えているものはすべてあやふやな側面をかかえている ほか);人のこころなんかつかむんじゃねえよ(正しいとか、正しくないとか、言うとる方がおかしい;理想の家族なんてのはあり得ない ほか);手を差しのべている人にしかリンゴやブドウは降りてこない(お客さんを悦ばせて金を得る それが商いの基本だ;人それぞれに読み方がある あって当然なのが読書だ ほか);言うも、言わないも、あなたが決めていくことなの(真面目な高校生 わしは君のような考えが大好きだ;初めて逢った日?そんなもん覚えているバカがいるのかよ ほか)
伊集院 静(イジュウイン シズカ)1950年、山口県生まれ。立教大学文学部日本文学科卒業。1991年「乳房」で第12回吉川英治文学新人賞受賞。92年「受け月」で第107回直木三十五賞受賞。94年「機関車先生」で第7回柴田錬三郎賞受賞。2002年「ごろごろ」で第36回吉川英治文学賞受賞。14年「ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石」で第18回司馬遼太郎賞受賞。16年紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Artikelnummer / ISBN: 9784167908393