随想春夏秋冬 新潮文庫 み-25-40
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随想春夏秋冬 新潮文庫 み-25-40
新潮社
宮城谷/昌光∥著
文学を志した10代。大学では英文科に籍を置くもののフランスの詩に心惹かれた。雑誌記者を経て、競馬で食いつなぎ、結婚後は、英語の私塾で糊口をしのぐ。様々な学びを得て20数年、曙光が漸く身を照らし出した…。著者の文学的軌跡を刻む傑作随想。
音楽の道をあきらめ、文学を志した十代。大学では英文科に籍を置くもののフランスの詩に心惹かれた。稲垣達郎、小沼丹、新庄嘉章…錚々たる師の学恩に導かれるも道は険しく遠い。雑誌記者を経て、競馬で食いつなぎ、結婚後は、英語の私塾で糊口をしのぐ。クラシック音楽、古典文学、写真、陶器、書と様々な学びを得て二十数年、曙光が漸く身を照らし出した。著者の文学的軌跡を刻む傑作随想。
春の川;夏の靴;秋の歌;冬の見合い;旅のはじまり;書道;信楽;紙のピアノ;小沼先生のほめことば;夏姫の怪〔ほか〕
宮城谷 昌光(ミヤギタニ マサミツ)1945(昭和20)年、愛知県生れ。早稲田大学第一文学部英文科卒。出版社勤務等を経て’91(平成3)年、『天空の舟』で新田次郎文学賞を、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。’93年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞受賞。2000年、司馬遼太郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Artikelnummer / ISBN: 9784101444604