遠い唇 角川文庫 き24-14
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遠い唇 角川文庫 き24-14
KADOKAWA
北村/薫∥〔著〕
学生時代に届いた想い出の葉書には、姉のように慕っていた先輩が遺した謎めいたアルファベットの羅列があった。数十年の時を経て読み解かれたとき、現れたものとは…。表題作ほか、ミステリの名手が贈るバラエティに富んだ謎解き7篇。
小さな謎は大切なことへの道しるべ。解いてみると一筋縄ではいかない人の心が照らし出される。学生時代に届いた想い出の葉書には、姉のように慕っていた先輩が遺した謎めいたアルファベットの羅列があった。数十年の時を経て読み解かれたとき、現れたものとは―。表題作のほか、宇宙人たちが日本の名著を読むユーモア作「解釈」、乱歩へのオマージュ「続・二銭銅貨」など、ミステリの名手が贈るバラエティに富んだ謎解き7篇。
北村 薫(キタムラ カオル)1949年埼玉県生まれ。高校教師を務めるかたわら、89年『空飛ぶ馬』で作家デビュー。91年『夜の蝉』で第44回日本推理作家協会賞、2006年『ニッポン硬貨の謎』で第6回本格ミステリ大賞、09年『鷺と雪』で第141回直木賞、16年には第19回日本ミステリー文学大賞を受賞。エッセイや評論、編集の分野でも活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Artikelnummer / ISBN: 9784041081686