鬼平犯科帳 8 決定版 文春文庫 い4-108
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鬼平犯科帳 8 決定版 文春文庫 い4-108
文藝春秋
池波/正太郎∥著
時代小説のロング&ベストセラー「鬼平犯科帳シリーズ」決定版。第8巻は、40をこえた平蔵の剣友・岸井左馬之助が思い悩む(「あきらめきれずに」)他、「用心棒」「あきれた奴」「明神の次郎吉」「流星」「白と黒」の6篇を収録。
火付盗賊改方の同心・小柳安五郎は、一昨年、妻と子をうしなった。以来、人が変わったように、われから危難に立ち向かっている。そんな小柳が罪人を逃した胸の内とは(「あきれた奴」)。四十をこえた平蔵の剣友・岸井左馬之助が思い悩む(「あきらめきれずに」)ほか、「用心棒」「明神の次郎吉」「流星」「白と黒」の全六篇を収録。
池波 正太郎(イケナミ ショウタロウ)大正12(1923)年、東京に生れる。昭和30(1955)年、東京都職員を退職し、作家活動に入る。新国劇の舞台で多くの戯曲を発表し、35年、第43回直木賞を「錯乱」によって受賞。52年、第11回吉川英治文学賞を「鬼平犯科帳」その他により受賞する。63年、第36回菊池寛賞受賞。平成2(1990)年5月3日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Artikelnummer / ISBN: 9784167908362