鬼談 角川文庫 き26-65



14,50 

Urheber: 京極/夏彦∥〔著〕
Anbieter / Verlag: KADOKAWA
Erscheinungsdatum: 2018.2
Artikelnummer: 9784041057377 Kategorie: Schlüsselworte: ,

鬼談 角川文庫 き26-65
KADOKAWA
京極/夏彦∥〔著〕

藩の剣術指南役を仰せつかる桐生家に生まれた作之進には、右腕がない。元服の夜、父は厳かに言った。「お前の腕を斬ったのは儂だ」…。過去と現在が奇妙に交錯する「鬼縁」ほか、“人と鬼”の狭間を漂う者たちを描いた全9篇。
藩の剣術指南役・桐生家に生まれた作之進には、右腕がない。元服の夜、父は厳かに言った。「お前の腕を斬ったのは儂だ」。一方、柔らかで幸福な家庭で暮らす“私”は何故か、弟を見ていると自分の中に真っ黒な何かが涌くのを感じていた。ある日、私は見てしまう。幼い弟の右腕を掴み、表情のない顔で見下ろす父を。過去と現在が奇妙に交錯する「鬼縁」ほか、情欲に囚われ“人と鬼”の狭間を漂う者たちを描いた、京極小説の神髄。

京極 夏彦(キョウゴク ナツヒコ)小説家・意匠家。1963年北海道生まれ。94年、妖怪小説『姑獲鳥の夏』で小説家デビュー。『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞、『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、『後巷説百物語』で第130回直木賞、『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞を受賞、『遠野物語remix』「えほん遠野物語」シリーズなどにより平成28年遠野文化賞を受賞。様々なジャンルで読者を魅了しつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Artikelnummer / ISBN: 9784041057377

Urheber: 京極/夏彦∥〔著〕
Anbieter / Verlag: KADOKAWA
Erscheinungsdatum: 2018.2
Produktsprache: Japanese
Seitenanzahl: 254p
Höhe / Breite / Tiefe / Gewicht: 15cm
Produktform: Japanisches Buch