だれの息子でもない 講談社文庫 か143-1
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だれの息子でもない 講談社文庫 か143-1
講談社
神林/長平∥〔著〕
安曇平市役所の電算課電子文書係で働くぼくの仕事は、故人となった市民の、ネット内の人工人格=アバターを消去することだ。しかしある日、ぼくの目の前に、死んだはずの親父の人工人格が現れて…。
二〇二八年市民皆武装立国法により各家庭には携帯型対空ミサイルが配備。そのシステム管理と物故市民のネット内人工人格を消去することが安曇平市役所で働くぼくの仕事だ。出奔した父が他界して十数年。目の前に死んだはずの親父のアバター=ネットファントムが現れた。日本SF最高峰作家、講談社文庫初登場!
神林 長平(カンバヤシ チョウヘイ)1953年新潟県生まれ。’79年「狐と踊れ」で作家デビュー。『敵は海賊・海賊版』『グッドラック 戦闘妖精・雪風』などの長短篇で星雲賞を8回獲得。’95年、『言壷』で第16回日本SF大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Artikelnummer / ISBN: 9784062936613