大江戸秘脚便 講談社文庫　く５７－２

大江戸秘脚便 講談社文庫　く５７－２
講談社
倉阪／鬼一郎∥〔著〕

江戸は芝浜松町。飛脚問屋江戸屋には健脚が揃っていた。しかし、中でも駿足の信吉が、遠路駿河への御用の途中、何者かに襲われ殺されてしまう。仲間達は、信吉の残した証から紅蝙蝠屋に目をつけるが…。
飛脚問屋江戸屋の千蔵はあくどいやつらを許さぬ正義感の持ち主。若い健脚たちを支えるのは、隣の力めし処あし屋の万作夫婦。駿足の信吉が御用に出た駿河で殺められたらしい。悲嘆に暮れる弟新次と敵討ちを誓う仲間たちが目をつけたのは！？人情ゆたかに江戸を駆け抜ける注目の新シリーズ！

倉阪　鬼一郎（クラサカ　キイチロウ）１９６０年三重県上野市（現・伊賀市）生まれ。早稲田大学第一文学部卒。’８７年『地底の鰐、天上の蛇』（幻想文学会出版局）でデビュー、’９７年『百鬼譚の夜』（出版芸術社）で本格デビューし、幻想小説、ミステリー、ホラーなど多岐にわたる分野の作品を次々に発表する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

Artikelnummer / ISBN: 9784062934503