天皇陛下の私生活　１９４５年の昭和天皇 新潮文庫　よ－４１－１

天皇陛下の私生活　１９４５年の昭和天皇 新潮文庫　よ－４１－１
新潮社
米窪／明美∥著

国家元首だった昭和天皇は、どのような日常生活を送っていたのか。空襲警報発令後の宮中祭祀「四方拝」から、終戦翌年に発せられた「人間宣言」の署名まで、皇室存亡の危機にあった１年間に焦点を絞り、日々の暮らしや人間関係を鮮やかに浮かび上がらせる。
太平洋戦争の敗色濃い昭和２０年、大日本帝国の国家元首だった昭和天皇は、どのような日常生活を送っていたのか。正月、空襲警報発令後の宮中祭祀「四方拝」から、終戦時のクーデター未遂、翌年始に発せられた「人間宣言」の署名まで、皇室存亡の危機にあった１年間に焦点を絞り、『昭和天皇実録』をはじめ膨大な資料を読み解き、日々の暮らしや人間関係を鮮やかに甦らせたノンフィクション。
第１章　前代未聞の四方拝；第２章　天皇は宮中の時計；第３章　リンカーンとダーウィン；第４章　２月のクリスマスツリー；第５章　息子として、兄として；第６章　叛乱、鎮圧、玉音放送；第７章　進化論と三種の神器；第８章　思いがけない「君が代」
米窪　明美（ヨネクボ　アケミ）１９６４（昭和３９）年東京都生れ。学習院大学文学部国文学科卒業。学習院女子中・高等科の非常勤講師として作法を教えている。近代宮廷のシステムに興味を持ち、それを具体的な儀式の作法から探り、解明する研究を続けている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

Artikelnummer / ISBN: 9784101214962