廓のおんな 金沢名妓一代記 新潮文庫 い-127-1



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Urheber: 井上/雪∥著
Anbieter / Verlag: 新潮社
Erscheinungsdatum: 2016.11
Artikelnummer: 9784101206516 Kategorie: Schlüsselworte: ,

廓のおんな 金沢名妓一代記 新潮文庫 い-127-1
新潮社
井上/雪∥著

7歳の山口きぬは父によって、東の廓「福屋」へ売られた。きぬは厳しい暮らしに耐え、踊り、三味線、鼓の稽古に励み、やがて金沢を代表する名妓となる…。花街に生きる女の華やかさとその裏の切ない心情を描いた不朽の名作。
百円―それが彼女の値段だった。山口きぬは父によって、東の廓「福屋」へ身売りされた。明治三十三年、わずか七歳の折の出来事だ。置屋の養女となったきぬは、厳しい暮らしに耐え、踊り、三味線、鼓の稽古に励み、やがて金沢を代表する名妓鈴見となる…。明治から昭和まで、城下町の世相を背景に、花街に生きる女の華やかさと、その裏の切ない心情を描き切った、不朽の名著。

井上 雪(イノウエ ユキ)1931‐1999。金沢市生れ。真宗大谷派光徳寺坊守。作家、俳人。十代から句作をはじめ、「雪垣」の編集人に就く。1973(昭和48)年、北國新聞連載「働く北陸の女」で、散文に本格的に取り組む。’81年、『廓のおんな』が大宅壮一ノンフィクション賞佳作となる。’91(平成3)年、「紙の真鯉」で泉鏡花記念金沢市民文学賞を受賞。’93年、北國文化賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Artikelnummer / ISBN: 9784101206516

Urheber: 井上/雪∥著
Anbieter / Verlag: 新潮社
Erscheinungsdatum: 2016.11
Produktsprache: Japanese
Seitenanzahl: 313p
Höhe / Breite / Tiefe / Gewicht: 16cm
Produktform: Japanisches Buch