探梅ノ家　決定版 文春文庫　さ６３－１１２　居眠り磐音　１２

探梅ノ家　決定版 文春文庫　さ６３－１１２　居眠り磐音　１２
文藝春秋
佐伯／泰英∥著

師走、寒気増す江戸深川・六間堀長屋。燗徳利に挿した水仙を静かに愛でる岩崎磐音だったが、今津屋老分番頭由蔵に乞われ、鎌倉に同道することになる。主人吉右衛門の後添えを求め、小田原宿小清水屋の娘お香奈に対面を願うのだ。だがお香奈は姿を消し…。
師走、寒気増す江戸深川・六間堀長屋。燗徳利に挿した水仙を静かに愛でる坂崎磐音だったが、今津屋老分番頭由蔵に乞われ、鎌倉に同道することになる。主人吉右衛門の後添えを求め、小田原宿小清水屋の娘お香奈に対面を願うのだ。だが翌朝、お香奈は姿を消す。姉には想い人がいたと吐露する妹お佐紀とともに、磐音は行方を追う。

佐伯　泰英（サエキ　ヤスヒデ）１９４２年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。９９年、時代小説に転向。２０１８年、菊池寛賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

Artikelnummer / ISBN: 9784167913335