柳に風 文春文庫　さ６３－５　新・酔いどれ小籐次　５

柳に風 文春文庫　さ６３－５　新・酔いどれ小籐次　５
文藝春秋
佐伯／泰英∥著

小籐次は自分を尋ねまわる怪しい輩がいると知り、読売屋の空蔵に探索を頼む。ネタになるかと張り切る空蔵は、小籐次と因縁のある秩父の雷右衛門が絡んでいると調べ上げるが、そこで行方がわからなくなり…。
新兵衛長屋界隈で、赤目小籐次を尋ねまわる怪しい輩がいるという。小籐次ネタを他所の読売屋にかすめ取られていた空蔵は、これは大ネタに化けるかもしれないと探索を引き受けた。そして小籐次と因縁のある秩父の雷右衛門が絡んでいると調べ上げたが、そこで空蔵は行方を絶った。空蔵の身に一体なにが？好調のシリーズ第５弾！

佐伯　泰英（サエキ　ヤスヒデ）１９４２年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。９９年、時代小説に転向。「密命」シリーズを皮切りに次々と作品を発表して高い評価を受け、“文庫書き下ろし時代小説”という新たなジャンルを確立する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

Artikelnummer / ISBN: 9784167906696