死紋調査 角川文庫　あ８６－１

死紋調査 角川文庫　あ８６－１
ＫＡＤＯＫＡＷＡ
安東／能明∥〔著〕

女児が死亡した踏切事故。彼女が数時間前に描いた絵が、その死を予知していた。偶然彼女の絵を見つけた万里は、その状況の一致に慄然とする。「予知絵」に興味を持った万里は、やがて息子の絵に「死紋」を見つけてしまい…。異色のサスペンス・ミステリ。
女児が死亡した踏切事故。彼女が数時間前に描いた絵が、その死を予知していた―？偶然彼女の絵を見つけた万里は、その状況の一致に慄然とする。死の直前に描かれるという「予知絵」に興味を持つようになった万里は、やがて息子の絵に「死紋」を見つけてしまう。その形を描いた児童の周囲には、次々と死が訪れていた。息子を救うため、万里は奔走するが―。警察小説の旗手が描く、異色のサスペンス・ミステリ！

安東　能明（アンドウ　ヨシアキ）１９５６年、静岡県生まれ。９４年『死が舞い降りた』で第７回日本推理サスペンス大賞優秀作、２０００年『鬼子母神』で第１回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。１０年には「随監」で第６３回日本推理作家協会賞短篇部門を受賞した。書き下ろし警察小説を中心に活躍を続ける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

Artikelnummer / ISBN: 9784041082997