浮浪児1945- 戦争が生んだ子供たち 新潮文庫 い-99-7
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浮浪児1945- 戦争が生んだ子供たち 新潮文庫 い-99-7
新潮社
石井/光太∥著
1945年の終戦直後、焦土と化した東京では、家も家族もなくした浮浪児が野に放り出されていた。金もなければ食べ物もない。生きるためにあらゆることをした…。残された資料と当事者の証言から、元浮浪児の十字架を背負った者たちの人生を追う。
1945年の終戦直後、焦土と化した東京では、家も家族もなくした浮浪児が野に放り出されていた。その数、全国で3万以上。金もなければ食べ物もない。物乞い、窃盗、スリ…生きるためにあらゆることをした。時に野良犬を殺して食べ、握り飯一個と引き換えに体を売ってまで―。残された資料と当事者の証言から、元浮浪児の十字架を背負った者たちの人生を追う。戦後裏面史に切り込む問題作。
序章 遺書;第1章 上野と飢餓(東京大空襲;終戦と飢餓 ほか);第2章 弱肉強食(上野の支配者たち;不良少年 ほか);第3章 上野の浄化作戦(狩り込み;闇市からマーケットへ ほか);第4章 孤児院(愛児の家;施設に入る ほか);第5章 六十余年の後(現在の上野にて;億万長者 ほか)
石井 光太(イシイ コウタ)1977(昭和52)年、東京生れ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。国内外の文化、歴史、医療などをテーマに取材、執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Artikelnummer / ISBN: 9784101325378