深泥丘奇談 続々 角川文庫 あ45-15
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深泥丘奇談 続々 角川文庫 あ45-15
KADOKAWA
綾辻/行人∥〔著〕
ありうべからざるもう1つの京都に住まうミステリ作家が遭遇する怪異の数々。濃霧の夜道で、祭礼に賑わう神社で、深夜のホテルのプールで。驚愕と忘却を繰り返し、ついに世界は目眩めく終焉を迎える。恐ろしくも不可思議な奇想怪談連作。
さまざまな怪異が日常に潜む、“もうひとつの京都”―妖しい神社の「奇面祭」、「減らない謎」の不可解、自宅に見つかる秘密の地下室、深夜のプールで迫りくる異形の影、十二年に一度の「ねこしずめ」の日…恐怖と忘却の繰り返しの果てに、何が「私」を待ち受けるのか?本格ミステリの旗手が新境地に挑んだ無類の奇想怪談連作、ここに終幕。
綾辻 行人(アヤツジ ユキト)1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年に『十角館の殺人』で作家デビュー。これを引き金に巻き起こった「新本格ムーブメント」は、推理小説界の一大潮流となった。92年には『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2018年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Artikelnummer / ISBN: 9784041084021