百人一首の正体 角川ソフィア文庫 D151-1
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百人一首の正体 角川ソフィア文庫 D151-1
KADOKAWA
吉海/直人∥〔著〕
誰もが一度は聞いたことがある「小倉百人一首」。しかし、実はこの作品には研究者の中では多くの「謎」が指摘されている。百人一首の「なぜ」を読み解き、今まで知らなかった百人一首の姿を浮き彫りにする。
小倉百人一首について常識とされていることは、実はほとんどが推測の積み重ねである!藤原定家が撰出したという通説の真偽、いつから「百人一首」と呼ばれるようになったのか、なぜこの百首が選ばれたのか、歌々は果たして秀歌のオンパレードなのか―。研究者であり、日本随一の百人一首コレクターでもある著者が、知っているようで知らなかった真実を明らかにする。百首すべての見所と現代語訳を掲載した永久保存版。
序章 百人一首への招待;第1章 百人一首成立の謎;第2章 百人一首の流れ;第3章 百人一首の広がり;第4章 百人一首の撰歌意識を探る;第5章 百人一首の見どころ
吉海 直人(ヨシカイ ナオト)1953年長崎県生まれ。國學院大學大学院博士後期課程修了。博士(文学)。国文学研究資料館助手を経て、同志社女子大学表象文化学部教授。公益財団法人小倉百人一首文化財団理事(小倉百人一首殿堂「時雨殿」館長)。専攻は平安文学、特に百人一首の悉皆研究をライフワークとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Artikelnummer / ISBN: 9784044001865