糸切り 文春文庫　よ３１－６　紅雲町珈琲屋こよみ

糸切り 文春文庫　よ３１－６　紅雲町珈琲屋こよみ
文藝春秋
吉永／南央∥著

紅雲町にある小さな商店街が改装されることになるが、様々な思惑が絡んで計画は空中分解寸前に。お草さんはもつれた糸をほぐせるか？老若男女が織りなす日々の「小さな謎」を描いた、すこしビターな味わいの短編集。
紅雲町のはずれにある小さな商店街、通称「ヤナギ」が大家の発案で改装されることになった。手掛けるのは新進気鋭の女性建築家だという。長年の客で、数日前に店の前で車に轢かれそうになったお草も改装話を見守っていたが、関係者それぞれの“秘密”と思惑が絡んで計画は空中分解寸前に―。大好評シリーズ、待望の第４弾！

吉永　南央（ヨシナガ　ナオ）１９６４年埼玉県生まれ。群馬県立女子大学卒業。２００４年、「紅雲町のお草」で、第４３回オール讀物推理小説新人賞を受賞。同作を含む『紅雲町ものがたり』（文庫化に際し『萩を揺らす雨』に改題）で単行本デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

Artikelnummer / ISBN: 9784167907471