絶筆 新潮文庫 の-3-4



19,50 

Urheber: 野坂/昭如∥著
Anbieter / Verlag: 新潮社
Erscheinungsdatum: 2019.1
Artikelnummer: 9784101112107 Kategorie: Schlüsselworte: ,

絶筆 新潮文庫 の-3-4
新潮社
野坂/昭如∥著

脳梗塞で倒れながらもいくつもの連載を持ち、作家・野坂昭如として書き続けた12年。急逝するわずか数時間前まで書き続けた日記に、揺れ動く時代を浮き彫りにした最晩年のエッセイを収録。
この国に、戦前がひたひたと迫っていることは確かだろう―脳梗塞で倒れながらもいくつもの連載を持ち、作家として書き続けた12年。酒も煙草もやらずに過ごすリハビリの日々、混迷する現代社会への警鐘、自らの複雑な生い立ち、そして「火垂るの墓」にも描かれた敗戦前後の悲惨な体験。急逝するわずか数時間前まで書き続けた日記に、揺れ動く時代を浮き彫りにした最晩年のエッセイを収録。
惑いつつ追う楕円のボール―2004年;ニセ年貢の納めどき;病んで後、レギュラー―2004年;文字がよぎった;リハビリ老人プレイボーイ篇;だまし庵日記2007年;一秒が一年―わがタルホ頌;だまし庵日記2008年;黒眼鏡文壇酒場放浪記;だまし庵日記2009年;どこがめでたい長寿大国、安楽死こそ最高の老人福祉;だまし庵日記2010年;酒とともにあった;だまし庵日記2011年;だまし庵日記2012年;だまし庵日記2013年;だまし庵日記2014年;思い出す本 忘れない本;だまし庵日記2015年
野坂 昭如(ノサカ アキユキ)1930‐2015。神奈川県鎌倉生れ。早大中退。様々な職を経て、コラムニストとして活躍。1963(昭和38)年の処女小説『エロ事師たち』で、性的主題を辛辣かつユーモラスに追求、俄然注目される。’67年には、占領下の世相に取材した「アメリカひじき」、戦争・空襲・焼跡の体験を描いた「火垂るの墓」を発表。翌年、この両作で直木賞受賞。’97(平成9)年『同心円』で吉川英治文学賞を、2002年『文壇』およびそれに至る文業で泉鏡花文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Artikelnummer / ISBN: 9784101112107

Urheber: 野坂/昭如∥著
Anbieter / Verlag: 新潮社
Erscheinungsdatum: 2019.1
Produktsprache: Japanese
Seitenanzahl: 636p
Höhe / Breite / Tiefe / Gewicht: 16cm
Produktform: Japanisches Buch