西の魔女が死んだ 新潮文庫

西の魔女が死んだ 新潮文庫
新潮社
梨木／香歩∥著

中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも…。その後のまいの物語「渡りの一日」併録。

梨木　香歩（ナシキ　カホ）１９５９（昭和３４）年、鹿児島生れ。英国に留学、児童文学者のベティ・モーガン・ボーエンに師事。『西の魔女が死んだ』で日本児童文学者協会新人賞、新美南吉児童文学賞、小学館文学賞を、『裏庭』で児童文学ファンタジー大賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

Artikelnummer / ISBN: 9784101253329