謎の毒親 新潮文庫　ひ－１７－５

謎の毒親 新潮文庫　ひ－１７－５
新潮社
姫野／カオルコ∥著

母の一周忌があった週末、光代は新聞の相談ページにある手紙を投稿する。幼い頃から繰り返された、両親の理解不能な罵倒、無視、接触…。親という難題を抱える全ての人へ贈る相談小説。
命の危険はなかった。けれどいちばん恐ろしい場所は“我が家”でした―。母の一周忌があった週末、光世は数十年ぶりに文容堂書店を訪れた。大学時代に通ったその書店には、当時と同じ店番の男性が。帰宅後、光世は店にいつも貼られていた「城北新報」宛に手紙を書く。幼い頃から繰り返された、両親の理解不能な罵倒、無視、接触について―。親という難題を抱える全ての人へ贈る相談小説。

姫野　カオルコ（ヒメノ　カオルコ）１９５８（昭和３３）年滋賀県生れ。２０１４（平成２６）年『昭和の犬』で直木賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

Artikelnummer / ISBN: 9784101321257