車夫 文春文庫　い１０５－１

車夫 文春文庫　い１０５－１
文藝春秋
いとう／みく∥著

家庭の事情で高校を中退した吉瀬走は、生きるために夢中になった陸上も辞めざるを得なかった。そんな中、陸上部ＯＢの前平が現れ、人力車のひき手をやらないかと誘われる。浅草の「力車屋」で車夫となった少年と同僚や客らとの交流を瑞々しく描く。
家庭の事情で高校を中退した吉瀬走。生きるために夢中になった陸上も辞めざるを得なかった。そんな中、陸上部ＯＢの前平が現れ、人力車のひき手をやらないかと誘われる。車夫の条件は走るのが好きなこととイケメンであること！？浅草の「力車屋」で車夫となった少年と同僚や客らとの交流を瑞々しく描く。

いとう　みく（イトウ　ミク）神奈川県生まれ。『糸子の体重計』（童心社）で第４６回日本児童文学者協会新人賞、『空へ』（小峰書店）で第３９回日本児童文芸家協会賞を受賞。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

Artikelnummer / ISBN: 9784167913656